- 自分のアルバイトの収入は少ないのかな?
- 平均がどれくらいか知りたい!
と考えている方も多いと思います。
結論をいうと、大学生アルバイトの平均収入は3万3,458円です。
ただ、「居住形態」「職種」「地域」によって平均収入や時給は異なります。
そこで本記事では、行政法人のデータをもとに以下3点を解説します。
- 大学生アルバイトの平均収入
- 【職種/地域別】大学生アルバイトの平均収入
- おすすめの高時給アルバイト5選
すべてを読めば、大学生のアルバイト平均収入、おすすめのアルバイトがわかるでしょう。ぜひ最後までお読みください。
大学生のアルバイト平均収入は3万3,458円

学生生活調査によると、大学生のアルバイト平均収入は「3万3,458円」です。
平均月収 | 3万3,458円 |
平均年収 | 40万1,500円 |
参考:平成30年度学生生活調査
また、居住形態でみると、以下のようになりました。
平均月収 | 平均年収 | |
自宅 | 3万6,566円 | 43万8,800円 |
アパート | 3万0,850円 | 37万0,200円 |
学生寮 | 1万9,108円 | 22万9,300円 |
「自宅に住む学生」がもっとも多く稼いでおり、「寮に住んでいる学生」の平均月収は2万円を切っていることがわかりました。
学生寮の学生の月収が低いのは、部活動で忙しく、働けないことが考えられます。
ただ、これはあくまで大学昼間部であり、大学生全体のデータでありません。
大学の種類でみてみると、以下のようになりました。
平均月収 | 平均年収 | |
大学院 博士 |
6万5,050円 | 78万0,600円 |
大学 夜間部 |
4万4,108円 | 52万9,300円 |
短期大学 夜間部 |
3万7,158円 | 44万5,900円 |
大学 昼間部 |
3万3,458円 | 40万1,500円 |
大学院 修士 |
2万8,350円 | 34万,0200円 |
短期大学 昼間部 |
2万8,233円 | 33万8,800円 |
大学院 専門職 |
1万3,608円 | 16万3,300円 |
このように、「大学院博士」が6万5,050円ともっとも高く、「大学昼間部」が平均的であることがわかります。
ここまで、大学生のアルバイト平均収入について紹介しました。
次章では、【職種/地域別】大学生アルバイトの平均収入について紹介していきます。
【職種/地域別】大学生アルバイトの平均収入

この章では、【職種/地域別】大学生アルバイトの平均収入を解説していきます。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
2-1.【職種別】大学生アルバイト平均収入

【職種別】大学生のアルバイト平均収入は以下の通りです。
地域 | 時給 | 平均収入 |
全国 | 1,051円 | 46万9,164円 |
営業 |
1,274円 | 56万8,713円 |
事務 |
1,124円 | 50万1,753円 |
専門職 | 1,067円 | 47万6,308円 |
製造 | 989円 | 44万1,489円 |
販売 | 935円 | 41万7,384円 |
フード | 913円 | 40万7,563円 |
参考:JBRC
※勤務時間は月37.2時間とした
(参考:大学生の学習実態に関する調査)
このように営業職は、全国の平均収入に比べて「10万円」ほど高いことがわかります。
対して時給がもっとも低いフードは、「6万円」ほど低いことがわかりました。
そのため、「もっとアルバイトで稼ぎたい」という方は、営業職や事務職のアルバイトに転職することをおすすめします。
2-2.【地域別】大学生アルバイト平均収入

【地域別】大学生のアルバイト平均収入は以下の通りです。
地域 | 時給 | 平均収入 |
全国 | 1,051円 | 46万9,164円 |
首都圏 |
1,145円 | 51万1,128円 |
関西 | 1,066円 | 47万5,860円 |
北海道 | 1,005円 | 44万8,632円 |
東海 | 1,003円 | 44万7,732円 |
甲信越・北陸 | 975円 | 43万5,240円 |
東北 | 966円 | 43万1,220円 |
北関東 |
966円 | 43万1,220円 |
中国・四国 | 959円 | 42万8,088円 |
九州 | 936円 | 41万7,828円 |
参考:JBRC
※勤務時間は月37.2時間とした
(参考:大学生の学習実態に関する調査)
このように首都圏は、全国の平均収入に比べて「5万円」ほど高いことがわかります。
対して時給がもっとも低い九州は、「5万円」ほど低いことがわかりました。
首都圏と九州では、同じ時間働いて10万円の差があるんですね。
ここまで、【職種/地域別】大学生アルバイトの平均収入について紹介しました。
ただ、「地域や職種の時給よりも低い…もっと高時給なところで働きたい」という方もいるでしょう。
そこで次章では、大学生におすすめの高時給アルバイト5選について紹介していきます。
大学生におすすめの高時給アルバイト5選

大学生におすすめの高時給アルバイトを以下3つの基準で、厳選しました。
- 高時給
…平均時給よりも高いか - ハードル
…ハードルは高くないか - 違法ではない
…違法なアルバイトではないか
おすすめの高時給アルバイトは以下の通りです。
高時給アルバイト | 特徴 |
塾講師 | 時給が高く、始めやすい |
コールセンター | 座ってでき、マニュアルがあって簡単 |
引っ越し | 残業手当てがお得!体力がある方におすすめ |
営業(訪問販売) | 成果報酬型バイト!月10万円以上も |
長期インターン | 能力次第で時給UP!就活でも有利 |
それぞれを詳しく紹介していきます。
3-1.塾講師

- 平均時給は1,200円~
- 未経験でも始めやすい
- 教えるのにやりがいを感じる方におすすめ
『塾講師』は、「受験や学校の授業の指導を生徒にする仕事」です。
他の職種に比べて、時給が高く首都圏であれば円~円ほどです。
「生徒との関わり方」「指導方法」などの研修制度があるため、未経験の方でも始めやすいアルバイトとなります。
3-2.コールセンター

- 首都圏の平均時給は1,300円~
- 座ってできるアルバイト
- シフトに融通が利く
『コールセンター』は、「電話でお客様からの問合せを受けたり、商品の売り込みをしたりする仕事」です。
シフトは「短時間・半日・1日」と選べ、稼ぎたい時にガッツリ稼げます。
また、マニュアルが整っているため、「マニュアル通りに対応していれば苦情も来ないので安心」という声も多いです。
3-3.引っ越し

- 平均時給は1,200円、残業で1.25倍増
- 体力に自信がある方におすすめ
『引っ越し』は、「引っ越し前のお宅から引っ越し先のお宅に荷物を搬入する仕事」です。
予定業務時間を過ぎることが多々あり、その時間は通常の1.25倍となるため、一日でガッツリ稼げます。
ただ、重い荷物やソファを運ばなければいけないため、「体力に自信のある方」におすすめのアルバイトとなります。
3-4.営業(訪問販売)

- 時給+インセンティブ
- コミュニケーション力やヒアリング力が身に付く
- コミュニケーションが得意な方におすすめ
『営業』は、端的にいうと「顧客に商品を販売する仕事」です。
他の職種に比べて時給が高く、首都圏で1,200円ほどで、これにインセンティブ(製薬ごとに入る給料)が加わります。
「ガッツリ稼ぎたい方」「コミュニケーションが得意な方」におすすめのアルバイトです。
3-5.長期インターン

- 時給は昇給制で高め
- スキルアップできる
- 就職活動で大きなアピールポイント
『長期インターン』は、「1dayインターンといった短期のインターンとは異なり、3ヶ月以上の就業体験を行う有給インターン」です。
昇給制のインターンが多く、スキル次第で時給は上がっていきます。
「学生ではできない経験」や「スキルアップ」ができるため、就職活動でも大きなアピールポイントとなるでしょう。
長期インターンについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
今のアルバイトに不満があるなら、新しいのを探そう

今回は「大学生のアルバイト平均収入」「おすすめの高時給アルバイト」を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
大学生のアルバイト平均収入は3万3,458円です。
しかし、現時点で時給や待遇に不満を感じているのであれば、新しいアルバイトを探してみましょう。
あなたの大学生活がより充実することを願っています。